これって何かに似てるかも。
そうだ、NHKの「課外授業 ようこそ先輩」だ。 原朋直さんが、また地元で演奏するというので、見に行くことになった。 全国レベルの実力を誇る地元の高校の吹奏楽部と 地元が誇るジャズトランペッターによるワークショップ。 ある意味恵まれた高校生たちが、いい思いをするのを、指をくわえて眺めるのか・・・。 やや穿った見方を抱きつつ、会場に臨む。 いや、でもうまいんだけどさ・・・ この課外授業を受け持った原”先生”は見事だった。 会場を巻き込んで「ジャズってどんな音楽だろう」というのを体感させる。 音符でこれを表現しようとすると「タンカ、タンカ」と3連符が跳ねて 妙に格好悪いモノになる。 ジャズって音符にできないものなんだ。 いろんなリズムがある。 それを、カラダで感じることが大事なんだ。 それぞれの楽器の持つ役割を果たしながら みんなで一つの作品を作り上げていく作業。 インプロビゼーションっていうのは、一定のきまりごとに従って 一緒にその場で作曲をする作業なんだ。 これは、相手のことを知っているからできることなんだけど よく知らなくても、相手のことをよく聴くことでそれは可能になるんだ。 ああ、そうだなあ。そうだよなあ。 原"先生"の授業は、 最後に、「柏ブルース」という曲を、会場全員で完成させることで完結した。 地元のために、ここまで力を注いでくれるミュージシャンの存在はありがたい。 もし、今日仕事のつきあいで連れてこられた人たちがいたとしても 「ジャズっていいかも」なんて思って帰ったとしたら、それって素敵だよなあ。 Top▲ |
by haisai_coaki
| 2006-10-27 00:04
| オデカケ
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