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ふたり 舞台
土曜日、ムスメの保育園のおたのしみ会だというのに、ハハの本番と重なってしまった。
午前と午後、掛け持ちはできそうだ。
というわけで強行軍。

午前中はムスメの晴れ舞台。
まずは幼児組の手話合唱。

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イカン・・・
最近とくにこの手のものに弱くなった。
涙腺がゆるんでくるのを作り笑いで必死にこらえる。


次にムスメのクラス発表。
家でも幾度となく一人リハーサルを演じていたミニオペレッタ。
一級下のクラスの舞台と比べると、成長をしみじみ感じる。
優先席の中にも優先順位があったようで、人の頭の間から覗き込む。
毎度のことながらウチの子ビデオ合戦には閉口する。
まあ、我が家に動画記録媒体がないだけの話であるが。

こどもたちは、自分の親と目が合うとニコっとする。
この瞬間の方がずっと貴重だ。

ふたり 舞台_c0005243_040230.jpg


おたのしみを中断して、次なる本番会場へと急ぐ。

背後から先生に「今日は二人とも晴れ舞台ね!」と声を掛けられた。
そっか、それもそうだなあ。


電車に乗って、会場へ。
午後は、ハハのバンドの出張演奏。
障害者の日を記念した(だと思う)イベントでのステージ。

難聴と思われる人たちが最前列で手話通訳をみながら解説に深くうなずき、
演奏が始まると楽しそうに手を動かしている。
知的障害の人たちが、嬉しそうに声を上げたり、耳をふさいでみたり立ち上がったり、
思い思いの反応で音楽を受け容れ、あるいは演奏が終わると拍手喝采してくれる。

率直な反応に却って緊張したり嬉しかったり。
この場を共有できたと言うことが何より嬉しい。

ふたり 舞台_c0005243_0264859.jpg


ちなみに「受容」というのは、「いまそこにいる」ということを認識する、それだけでいいのだそうだ。
理解して受けとめてというのをなんとなくイメージしてしまうけれど、それは「許容」。
この場は、まさに「受容」だった気がする。


で、その間、ムスメはというと・・・
子守に来てくれたお友達の子供とめいっぱい遊んで、
一応つきあいでハハの演奏を聴きに座ったものの・・・耳を塞ぎっぱなし。

まあ、照れくさかったのかも知れない。
Top▲ | by haisai_coaki | 2005-12-13 00:45 | コドモ
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