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「らしさ」が光る業
コンサートの絡みで、広報担当の方が奔走してくださっている。
本当に頭の下がる思いである。





主催者の側は、人事異動のしわ寄せで
前任者から企画を受け取ったが、どう料理していいのかという状態なのだろう、
主不在とでもいうか、ベクトルがどこを向いているのかわからない混沌とした状況であった。

発案から居合わせた自分がなんとか頑張らねばと思った次第であるが、
これがまた、間に身を置くというのがいかに辛抱のいることかを
思い知らされることとなった。
ばたばたして、周囲をあわてさせているのは、ほかでもない私自身かもしれない、と思う。


主催者の側で、作ってくださったチラシがある。
先のような迷いの中で、懸命に作ったのだろうと思う。

しかし、チラシを手に、口コミで宣伝していて気がついたのは、
「いかに、手にとってもらうか」が、チラシの命なのだということ。

残念ながら、私が配っているチラシには、必要最低限の情報しか載せられていない。
一言添えることで
「え?子どもを連れていっていいの?」

と、初めてコンサートの目的を知ってもらうことができる始末。

一方、広報担当の方の尽力で、折り込み誌等に記事を載せていただいた。
記事を目にすると、伝えたいことが、一番に伝わってくる。


この方の作る広報は、正直いって「おもしろい」。
「ああ、あの人らしいなあ・・・」と微笑んでしまうような。

写真をみて、撮る人の思いが伝わってくるような感覚に似ている。

ちなみに、このたびのコンサートも、この方の発案で始まったものだという。


「あのひとらしい」

ある意味型破りなのかもしれないが、
そんな風に言われるようになったらめっけもんである。

そんな仕事がしたいものだと思う。
Top▲ | by haisai_coaki | 2006-07-10 00:02 | フト思ウコト
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